角川ホラー
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今まで読んで面白かった小説を紹介します。<主に角川ホラー>
角川ホラー大賞短編賞の作品。私はこの作品こそ今迄で一番大賞にふさわしいと思っています。作者には次回作を期待していますが残念ながら未だに出ませんね。主人公の僕が霊媒師の先生の助手として霊魂を供養(駆除?)するお話。とても幻想的な文体で読んでいると物語の中に入り込んでしまいそうです。主人公の僕の哀れさ健気さには心を打たれます。彼の正体とは…。角川ホラーは基本ダークなんですが、この作品もかなりダークなのでご注意ください。終わり方もGOOD。
白い部屋で月の歌を
玩具修理者
この作品は私が始めて読んだ角川ホラーの作品です。角川ホラー大賞短編賞作品で作者の小林さんの記念すべき角川ホラー第一作にして小林ワールド全開です。かなり短い短編ですが、角川ホラーの中では誰にでも読めるくらいのダークさです。作者の文体はかなりロジックで理屈っぽいんですが慣れてくると病み付きです。想像以上に面白かったです。ラストは驚くかも。
黒い家
これは面白いです。この作品を知っている人は多いんじゃないでしょうか。人気作家、貴志さんの角川ホラー第二段にして大賞受賞作品です。文体もとっても読みやすくてGOOD。保険会社に勤めている主人公が不可解な殺人事件の第一発見者にされて…。序盤は保険会社に勤める主人公が書類や苦情処理などを行う描写がリアルに描かれ読む人をあきさせません。序盤から読者は主人公とどうかします。後半もリアルな描写はつずきますが、迫りくる恐怖のサイコパスにハラハラしっぱなしでした。とにかく面白いのでぜひ一度読んでもらいたい作品です。
ぼっけいきょうてい
最初題名の意味がわからず、競艇に関係ある話かと勘違いしていました。ぼっけいきょうてい、というのは岡山の方言でとても怖いという意味でした。ということで舞台は岡山なんですね。昔は凶作のときは赤ん坊を殺していたなどダークな描写が盛りだくさんです。文体は方言なので少し(物凄く)読みにくいです。ちなみにホラー大賞、大賞受賞作なんですが大賞作品ほどとは思えませんのでご注意ください。
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